IPアドレスの初期設定
複数のデバイスをまとめて設定する

ここでは、デバイスリストに [未設定]と表示されている複数のデバイスのIPアドレスを、まとめて設定するときの手順について説明します。(この機能は、キヤノン製デバイスのみに使用できます。)

ネットワークプロトコルを初期設定するには、管理者の権限が必要です。Windows 2000/XP/Server 2003をお使いの場合は、あらかじめ管理者としてログオンしてください。
[ユーザー アカウント制御]ダイアログボックスが表示されたときは、以下の操作を行ってください。
  • 管理者としてログオンしているときは、操作を続行してください。
  • 標準ユーザとしてログオンしているときは、管理者のパスワードを入力して、操作を続行してください。
ルータがサブネット指定のブロードキャストを転送するように設定されている場合は、ルータを介したネットワークに接続された一部のキヤノン製デバイスを初期設定することができます。(初期設定できるのは、 [未設定]と表示されているデバイスのみです。)
すでに設定されているネットワークプロトコルの設定を変更するときは、「プロトコルの設定を変更する」を参照してください。

  1. [デバイス]メニューの[IPアドレス一括設定...]を選択します。
    Macintoshをお使いの場合は、[デバイス]メニューの[IPアドレス一括設定...]を選択すると、[ログイン]ダイアログボックスが表示されます。管理者のユーザ名とパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックしてください。

  2. [IPアドレス一括設定]ダイアログボックスのリストから、デバイスを1つ選択します。

    [IPアドレス一括設定]ダイアログボックス
  3. [IPアドレス設定方法]で、IPアドレスの設定方法を選択します。

    [未設定]
    IPアドレスを設定しません。
    [手動設定]
    直接IPアドレスを指定します。[IPアドレス]欄に入力したIPアドレスがデバイスに設定されます。
    [IPアドレスプール使用]
    IPアドレスプールを使用してIPアドレスを割り当てます。
    IPアドレスプールを使用するときは、先にIPアドレスプールの設定をしておく必要があります。IPアドレスプールの設定方法については、「IPアドレスプールを参照/設定する」を参照してください。
    [DHCPを使用]
    DHCPを使用してIPアドレスを取得します。(DHCPサーバが起動されている必要があります。)

    [IPアドレス]:
    [IPアドレス設定方法]で[手動設定]を選択した場合に、デバイスに設定するIPアドレスを入力します。
    DHCPを使用できないときは、[IPアドレスプール使用]または[手動設定]に設定してください。

  4. [設定]ボタンをクリックします。
    リストが、設定した内容に更新されます。

    デバイスのIPアドレスは、手順6で[開始]ボタンをクリックするまで設定されません。

  5. リストに表示されているすべてのデバイスについて、手順2〜4の操作を繰り返します。

  6. リストに表示されているすべてのデバイスのIPアドレスの設定方法を設定したら、[開始]ボタンをクリックします。
    IPアドレスの一括設定を開始します。

  7. 「IPアドレスの一括設定が完了しました。」と表示されたら、[OK]ボタンをクリックします。