プラグインの使用方法
NetWareプリントサービス設定

このプラグインを使うと、TCP/IPネットワーク環境でNetWareのプリントサービスの設定を行うことができます。

このプラグインを追加できるのは、Windows用のNetSpot Device Installer for TCP/IPのみです。Macintosh用のNetSpot Device Installerをお使いの場合は、このプラグインを追加することはできません。
NetWareのプリントサービスの設定を行うには、お使いのコンピュータにNovell Client for Windowsがインストールされている必要があります。


プリントサービスの設定内容を参照する

デバイスのプリントサービスの設定内容を参照する手順は、以下のとおりです。
  1. デバイスリストで目的のデバイスを選択し、[ツール]メニューの[デバイス]から[NetWareプリントサービス設定...]を選択します。

  2. [NetWareプリントサービス設定]ダイアログボックスで、プリントサービスの設定内容を参照します。(お使いの機種やネットワークボードによって表示される項目が異なります。)

    次のような設定項目が表示されている場合

    [NetWareプリントサービス設定]ダイアログボックス
    [プリントサービス]:
    参照するプリントサービスを選択します。(ここで選択されたプリントサービスの情報のみが表示されます。)
    [なし]
    すべてのプリントサービスの情報が表示されません。
    [Bindery PServer]
    Bindery PServerの情報が表示されます。
    [NDS PServer]
    NDS PServerの情報が表示されます。
    [RPrinter]
    RPrinterの情報が表示されます。
    [NPrinter]
    NPrinterの情報が表示されます。
    [RPrinter/NPrinter](一部の機種のみ)
    RPrinterとNPrinterの情報が表示されます。

    [Bindery PServer]
    [プリントサーバ]
    印刷に使用するプリントサーバの名称です。
    [ファイルサーバ]
    印刷に使用するプリントサーバが属しているファイルサーバの名称です。
    [ポーリング間隔]
    プリンタがNetWareのプリントキューを確認する間隔です。

    [NDS PServer]
    [プリントサーバ]
    印刷に使用するプリントサーバの名称です。
    [ツリー]
    印刷に使用するプリントサーバが属しているツリーの名称です。
    [コンテキスト]
    印刷に使用するプリントサーバのコンテキストです。
    [ポーリング間隔]
    プリンタがNetWareのプリントキューを確認する間隔です。

    [RPrinter]
    [プリントサーバ]
    印刷に使用するプリントサーバのアドバタイジング名です。(初期状態では、アドバタイジング名はプリントサーバと同じ名称に設定されています。)
    [ファイルサーバ]
    印刷に使用するプリントサーバが属しているファイルサーバの名称です。

    [NPrinter]
    [プリントサーバ]
    印刷に使用するプリントサーバの名称です。
    [ツリー]
    印刷に使用するプリントサーバが属しているツリーの名称です。
    [コンテキスト]
    印刷に使用するプリントサーバのコンテキストです。


    [詳細...]ボタン:
    プリントサービスを設定するためのダイアログボックスが表示されます。詳しくは、「プリントサービスを設定する」を参照してください。

    [クリア]ボタン:
    プリントサービスの設定内容を削除します。詳しくは、「プリントサービスを設定する」を参照してください。

    [プリントサービス]リストボックスが表示されていない場合
    すべてのプリントサービスの項目が表示されます。表示される項目については、上の画面例の説明を参照してください。

    [Bindery PServer]と[NDS PServer]の情報が表示されている場合
    [プリントサービス]リストボックスで参照するプリントサービスを選択します。[Bindery/NDS PServer]を選択すると、両方のプリントサービスを表示させることができます。[Bindery PServer]と[NDS PServer]の表示項目については、上の画面例の説明を参照してください。

  3. 参照が終了したら、[OK]ボタンをクリックします。
    ダイアログボックスが閉じます。


プリントサービスを設定する

デバイスのプリントサービスを設定する手順は、以下のとおりです。
  1. デバイスリストで目的のデバイスを選択し、[ツール]メニューの[デバイス]から[NetWareプリントサービス設定...]を選択します。

  2. [NetWareプリントサービス設定]ダイアログボックスの左上に[プリントサービス]リストボックスが表示されている場合は、設定したいプリントサービスを選択します。

  3. 設定したいプリントサービスの右側にある[詳細...]ボタンをクリックし、表示されるダイアログボックスでプリントサービスを設定します。(表示されるダイアログボックスは、プリントサービスによって異なります。)

    Bindery PServer、RPrinterの場合は、次のようなダイアログボックスが表示されます。

    [Bindery PServerの詳細設定]ダイアログボックス
    [ファイルサーバ]:
    印刷に使用するプリントサーバが属しているファイルサーバ名を入力します。プリントサーバを[参照...]ボタンをクリックしてリストから選択したときは、ファイルサーバは自動的に設定されます。

    [プリントサーバ]:
    印刷に使用するプリントサーバ名を入力します。[参照...]ボタンをクリックすると、リストから選択することができます。

    [参照...]ボタン:
    プリントサーバをリストから選択するときは、このボタンをクリックします。プリントサーバを選択すると、ファイルサーバは自動的に設定されます。
    ファイルサーバを開くときに[NetWareログイン]ダイアログボックスが表示されたときは、[ユーザ名]と[パスワード]を入力してログインしてください。

    [オブジェクトの生成...]ボタン:
    新しくプリントサーバ、プリンタ、プリントキューを作成するときは、このボタンをクリックします。詳しくは、「オブジェクトを作成する」を参照してください。

    [プリンタ番号]:
    プリントサーバに接続されているプリンタの番号を入力します。

    [パスワード]:
    この項目はBindery PServerの場合に表示されます。プリントサーバにパスワードが設定されているときは、パスワードを入力します。

    NDS PServer、NPrinterの場合は、次のようなダイアログボックスが表示されます。

    [NDS PServerの詳細設定]ダイアログボックス
    [ツリー]:
    印刷に使用するプリントサーバが属しているツリー名を入力します。プリントサーバを[参照...]ボタンをクリックしてリストから選択したときは、ツリーは自動的に設定されます。

    [コンテキスト]:
    印刷に使用するプリントサーバのコンテキストを入力します。プリントサーバを[参照...]ボタンをクリックしてリストから選択したときは、コンテキストは自動的に設定されます。

    [プリントサーバ]:
    印刷に使用するプリントサーバ名を入力します。[参照...]ボタンをクリックすると、リストから選択することができます。

    [参照...]ボタン:
    プリントサーバをリストから選択するときは、このボタンをクリックします。プリントサーバを選択すると、ツリー、コンテキストは自動的に設定されます。
    コンテキストを選択したときに[NetWareログイン]ダイアログボックスが表示されたときは、[ユーザ名]と[パスワード]を入力してログインしてください。

    [オブジェクトの生成...]ボタン:
    新しくプリントサーバ、プリンタ、プリントキューを作成するときは、このボタンをクリックします。詳しくは、「オブジェクトを作成する」を参照してください。

    [プリンタ番号]:
    プリントサーバに接続されているプリンタの番号を入力します。

    [パスワード]:
    この項目はNDS PServerの場合に表示されます。プリントサーバにパスワードが設定されているときは、パスワードを入力します。

  4. 設定が終了したら、[OK]ボタンをクリックします。

  5. Bindery PServerまたはNDS PServerの場合は、必要に応じて、[ポーリング間隔]を設定します。
    [ポーリング間隔]ボックス内の数値を変更します。

  6. 必要に応じて、プリントサービスの設定を削除します。
    リストから削除したいプリントサービスの設定を選択し、[クリア]ボタンをクリックします。確認のダイアログボックスで[OK]をクリックすると、リストから設定内容が削除されます。

  7. [NetWareプリントサービス設定]ダイアログボックスで設定した内容を確認し、[OK]ボタンをクリックします。

  8. 「デバイスをリセットしました。」と表示されたときは、[OK]ボタンをクリックしたあと、デバイスのリセットが完了すると設定が有効になります。
    「デバイスの電源を入れなおしてください。」と表示されたときは、[OK]ボタンをクリックして、デバイスの電源を入れなおすと設定が有効になります。
    [OK]ボタンをクリックした直後や、デバイスの電源を入れなおした直後は、デバイス内部の設定が完了していないため、設定した内容が正しく表示されないことがあります。



オブジェクトを作成する

オブジェクトを作成する手順は、以下のとおりです。
  1. デバイスリストで目的のデバイスを選択し、[ツール]メニューの[デバイス]から[NetWareプリントサービス設定...]を選択します。

  2. [NetWareプリントサービス設定]ダイアログボックスの左上に[プリントサービス]リストボックスが表示されている場合は、設定したいプリントサービスを選択します。

  3. 設定したいプリントサービス情報の右側にある[詳細...]ボタンをクリックします。

  4. 表示されるダイアログボックスで[オブジェクトの生成...]ボタンをクリックします。

  5. [オブジェクトの生成]ダイアログボックスで、オブジェクトを作成します。(表示されるダイアログボックスは、プリントサービスによって異なります。)
    Binderyオブジェクトの場合は、次のようなダイアログボックスが表示されます。

    [オブジェクトの作成]ダイアログボックス(Binderyオブジェクト)
    [ファイルサーバ]:
    オブジェクト生成先のファイルサーバ名を選択します。

    [プリントサーバ]:
    生成するプリントサーバオブジェクトのプリントサーバ名を入力します。

    [プリンタ]:
    生成するプリンタオブジェクトのプリンタ名を入力します。

    [プリントキュー]:
    生成するプリントキューオブジェクトのキュー名を入力します。

    [ボリューム]:
    オブジェクト生成先のボリューム名が表示されます。

    NDSオブジェクトの場合は、次のようなダイアログボックスが表示されます。

    [オブジェクトの作成]ダイアログボックス(NDSオブジェクト)
    [ツリー]:
    オブジェクト生成先のツリー名を入力します。コンテキストを[参照...]ボタンをクリックしてリストから選択したときは、ツリーは自動的に設定されます。

    [コンテキスト]:
    オブジェクト生成先のコンテキストを入力します。右側の[参照...]ボタンをクリックすると、リストから選択することができます。

    [プリントサーバ]:
    生成するプリントサーバオブジェクトのプリントサーバ名を入力します。

    [プリンタ]:
    作成するプリンタオブジェクトのプリンタ名を入力します。

    [プリントキュー]:
    作成するプリントキューオブジェクトのキュー名を入力します。

    [ボリューム]:
    オブジェクト生成先のボリュームを入力します。右側の[参照...]ボタンをクリックすると、リストから選択することができます。

    [参照...]ボタン:
    コンテキストをリストから選択するときは、[コンテキスト]の右側にある[参照...]ボタンをクリックします。コンテキストを選択したときに[NetWareログイン]ダイアログボックスが表示されたときは、[ユーザ名]と[パスワード]を入力してログインしてください。
    ボリュームをリストから選択するときは、[ボリューム]の右側にある[参照...]ボタンをクリックします。
     

  6. 設定が終了したら、[OK]ボタンをクリックします。
    オブジェクトが作成されます。